一部見てみると
コード 銘柄 終値 前日比
3107 ダイワボウ 369 +80 27.68%
3109 シキボウ 174 +50 40.32%
など。いずれも繊維関係の企業ですが、一体インフルエンザと何の関連があるのでしょうか。
実はダイワボウは「鳥インフルエンザ」が流行しかけたときに、鳥取大学と共同研究して、鳥インフルに対抗する繊維を作っています。下記のリンクでそのレポートも見ることが可能です。
抗ウィルス不織布の開発について(PDFファイル)
また、同じような感じでシキボウも「フルテクト」という鳥インフルエンザ対策の繊維を開発しています。
シキボウが急騰、鳥インフルエンザ対策の抗ウィルス加工繊維「フルテクト」を開発
これらが追い風になって、「豚インフルエンザに関しても…」という期待が高まっているのでしょうかね。
また、<魁:日本株銘柄レポート>豚インフルと円高で25日線割れや豚インフルで大幸薬品(4574)がS高まで買われる、除菌剤防護衣料手がけるなどによれば、大幸薬品や富士紡ホールディングスなども関連銘柄に挙げられています。
・・が、繊維関係は材料が出たとしても、投資家が「ずっと持っていよう」みたいな感じで長期的に資金が入るということはあまりないので、スルスルスルっと上がってガクンと落ちる・・という例が、鳥インフルエンザのときにもあったので、要注意ですね。くれぐれも投資は各自の判断で。
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