関西大学総合情報学部・ネットジャーナリズム論にお邪魔させて頂きました

先日の記事でもお伝えしたとおり、関西大学・総合情報学部のネットジャーナリズム論にお邪魔させて頂きました。講義というよりもトークセッションに近かったかな。

講師のKNN神田先生と息がピッタリで進行もスムーズでしたが、時間押し過ぎてワークショップが出来なくなっちゃいました。申し訳ない。。

さて、授業内容と絡めて話を少し要約させて頂きます。。

mixiは入ってるけど、ブログをやってる人が少なかった

初めにブログをやっている人とmixiをやっている人、それぞれ挙手して頂いたのですが、mixi率は高かった一方で、ブログ率が低かった…これにはちょっとびっくりしました。

2年前に同じ授業を受けて、同じ質問が出ていたのですが、ブログを書いている人の割合はもう少し高かったような。

ちょうど講義のテーマが「情報をパブリックにすること」と「クローズすること」というタイトルだったので、mixi日記で「友人まで公開」にすると、自分の書いた日記はある程度クローズ(遮断)されることになります。

逆に「全体に公開」してしまうと、いくらmixiとは言え、mixiの会員なら誰でも見られるという点で「パブリック(公開)」の状態になってしまいます。パブリックにすると、迂闊にモノを書いたらこんなことが起こってしまうこともありえます。
千葉の高校生、mixiでサイゼリヤピザの返金詐欺を自慢→２ｃｈで祭りに(痛いニュース)

個人情報も丸見えになってしまうので、犯罪自慢したものを公開してしまうといかに簡単に自爆してしまうかというのも分かりやすいです。。

ですが。

それでもパブリックにする体験はやっておいて欲しい

講義中にも話しましたが、私も初めは「チラシの裏書きみたいに」メモ帳代わりとしてブログを書いていましたが、ある程度ページビューが増えると「読み手を意識して」情報を発信するにはどうしたら良いのかということを考えはじめました。

その考えるプロセスは様々でしょうが、結果として文章力アップにもつながりますし、レポートでも良い点数が取れるようになってくるでしょう。あるいは就職して営業マンになった際、プレゼンテーション勘もある程度養われますし、広報側になったとしてもユーザーに近い視点でモノを考えられるようになるかもしれません。

それと、コメント欄に助けられて知識の幅が広くなったことも強調しておきます。ネット上の誰かが自分の書いた記事を完成品に近づけてくれたこともあります。
ガラスをはさみで切る方法
high frequency＝高周波という意味だよと教えてくれたこと。

高速道路の乗り継ぎ情報が分かるウェブサイト「高速.jp」がオープン
NEXCOさんから直々にコメントを貰ったこと。

写真共有「Creative People」の写真はやっぱりクリエイティブ
モザイク写真の作者さんから直々にコメントがあったことと、著作権について深く考えさせられたこと。

などなど。学生時代、時間に余裕があるときにやっておいて損はないと思います。

PR=パブリック・リレーションズ

ブログを書き、情報をパブリックにして、ある程度読者さんも増えてくると、個人サイトでも立派なメディアになり得る、と思います。

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌の既存4大メディアの収入源はPRによるものが多いので、同様にネット上でメディアを持ったとして、PRを掲載してちょっとした収入を得る、というのは十分アリかと思います。。

比較的手軽にできるインターネット広告を4分類して簡単にまとめてみる
の記事で書いた(1)、(2)、(4)がそれにあたるのではないかと。

(3)のアフィリエイトについては別格で、ちょっと前にA8キャンパスというアフィリエイトセミナーに参加させて頂いたとき、何人かの方に聞いたのですが「自分のサイトで紹介したモノが売れたときの喜びは格別ですよねー」と聞いたら「数十円の成果報酬でも大喜びしてしまった！」などの意見も。こればかりは実際にやってみないと分からない部分があるかもしれないのでアレなんですが、自分のブログにメディアとしての価値を見い出せた瞬間でもあります。

おまけ

ブログでも紹介した、金沢みやげのベビースターかにラーメン。あっと言う間に無くなってしまい、渡せなかった方が何人もいまして。すみませんでした・・。

またお話させて頂く機会があれば持っていきますので、その時は宜しくお願いします。学生の皆様、御清聴ありがとうございました！