日経225 7,649.08 ↓811.90 (9.60%)
TOPIX 806.11 ↓ 65.59 (7.52%)
2部指数 1,952.96 ↓ 33.95 (1.71%)
JASDAQ 41.88 ↓ 0.79 (1.85%)
ヘラクレス 466.00 ↓ 15.37 (3.19%)
マザーズ 296.79 ↓ 14.42 (4.63%)
東証1部の売買代金は2兆500億円台。昨日・23日の2兆3,500億円台と比べて売買が活発ではなかったのにこの下げとは…。
東証1部に比べてジャスダック・ヘラクレス・マザーズ・2部など新興銘柄・中小型株は東証1部よりも比較的、株価指数全体は下がっていなかったのがちょっと気になります。
私が監視している銘柄の中でストップ安を見てみると、9984・ソフトバンクが前日比100円安の836円。2ちゃんねる等を見ていると、ソフトバンク携帯電話の月額基本料・980円のプラン「ホワイトプラン」の980円を割り込んだことで「ホワイト株価」と言われていたのが痛烈。
他、金融では8253・クレディセゾンがマイナス200円の879円、ゲームでは9766・コナミが前日比マイナス300円で1,520円。他、4902・コニカミノルタは前日比マイナス100円の559円。5333・日本ガイシが前日比マイナス100円の820円。9983・ファーストリテイリング(ユニクロ)が前日比マイナス1,000円の8,690円。8015・豊田通商は前日比マイナス100円の722円など。悪材料が出たというよりも、値が付いてから株価がズルズルっと下がってストップ安という流れというのも、どうなのか。こんな流れになったんじゃないかな、と私も予測していますが・・。
今回の急落は寄り付き前に壮絶な売り材料が出ていたわけではなく、「何となくポジションの保持は危険かも」という雰囲気が加速し、それにファンドなどの換金売りが後押しする形で市場の値を下げ、悪循環に陥った感がある。
売買代金上位銘柄、および値上がり率上位銘柄は以下からどうぞ。
<売買代金上位>
1. 6758 東1 ソニー
2. 8306 東1 三菱UFJFG
3. 8411 東1 みずほFG
4. 7203 東1 トヨタ自動車
5. 4502 東1 武田薬品工業
1位のソニーですが、業績予想が下方修正で株価は前日比14.07%マイナスの1,972円。
ソニーが大幅続落、2009年3月期連結業績見通しを下方修正(Yahoo!ニュース)
先述したストップ安銘柄を含め、円高ドル安でかなり痛手を被っている輸出関連企業も多く、4位のトヨタもマイナス6.43%の3,200円。
<値上がり率上位>
1. 7527 JQ システムソフト
2. 2366 JQ LEOC
3. 9968 JQ イチヤ
4. 9978 JQ カウボーイ
5. 6263 JQ プロデュース
ジャスダック銘柄が上位5銘柄を独占しているようです。1位のシステムソフトですが、株価は前日比プラス30円・57.69%の82円。ただ、相場が終わった後に業績を下方修正しています。これがどう影響するのか・・。
5位のプロデュースですが、民事再生法適用で翌月曜日に上場廃止。本日が最終売買日だったのですが、以下のようなニュースリリースが。
(補足)「上場廃止に伴う当社株券の取り扱いについて」の一部補足について
売買はできなくなるものの、再生計画が決まるまでは株式はどうなるか分からないというのが材料だったのでしょうか。1株305円なので、「まあどうなってもいいや」的な買いがあったのでしょうかね・・。
それはそれとして、この下落相場の中でエネルギーを与えてくれる株式投資のメンタル支援サイト「スーパー株式道」を見ていたら、株のポジションを持っている人はこれを信じるしかないのかな、と思う一文があったので、それを紹介して締めます。
8 経済は崩壊しない、と楽天的に信じる。
9 どんどん銘柄調査を進める。
(上場会社をすべて知るべく努力する)
中長期投資を前提に書かれているのだと思いますが、心に刻んでおきたい一言です。
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