
この画像、ネットのどこかで見たことがある方も多いと思いますが、RSSという、サイトの更新情報を簡単にブラウザや「RSSリーダ」というソフトで入手することができるというものです。
RSSに関するさまざまなサービスを提供している「サイトフィード」の調査で、上場企業のRSSの配信傾向が、2006年4月に2.1%だったものが、2008年10月には12.9%までのぼっていることが分かったようです。
大手企業をザッと見たところ、
・トヨタやホンダなどの自動車関連
・ソニーやシャープ、パナソニックなどの電機機器、
・ドコモ、KDDI、ソフトバンクなどの通信関連
などなど、比較的「個人向け商品・サービス」を提供しているところにRSSの配信が多かったように思えます。
ニュースリリースが多い企業(Appleなど)は積極的にRSSを配信したり、ウェブで広報を配信している企業は独自に複数のブログを持ったり(Googleなど)、RSSの利用用途はさまざまですが、ネットによるPRに注力しているところから順次RSSも配信しているという形になるでのでしょうかね。
インターネット企業ではごく当たり前にRSSが配信されているので、ネットリサーチにはRSSリーダーを活用するという仕事術が以下の記事で紹介されています。
調査会社のRSSリーダー利用法――ネットレイティングス・萩原雅之さん(ITMedia BizID)
RSS、これからまだまだ一般に普及してくれれば、情報が欲しい企業のニュースが受動的に流れてくる、という時代もやってくるのではないかと思います。
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